えっ!営業が苦手でも起業できるって本当?

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えっ!営業が苦手でも起業できるって本当?

現代は目まぐるしく変化をしており、その流れは起業する人たちにも押し寄せています。新型コロナウィルスの影響も多少あるのかもしれません。

大企業に就職をしていれば安泰という時代ではなく、「個人」に力をつけて、自分自身のスキルや知識のアップデートが不可欠な時代にもなりましたね。

一昔前に「起業をする」という人たちは、周りを見てもとても少なくて、探さないといないような状況でした。ところが最近は起業の垣根が下がり、SNSなどを見ても「起業家」と言われる人たちが増えてきましたね。そこで、自分には何のスキルも知識もないからと、まず最初にやることが「資格」を取ろうとします。

するとまだ足りない、まだ足りないと次々に学び続ける人も多いのです。しかし、一方で学びながら行動をしていく人たちもいるわけです。ここで成功する人と成功しない人が分かれてきます。

行動をしながら「学び」を取り入れていくやり方が正しいのですが、そこで次の問題が発生します。

「学び」だけをやっていた時には、感じなかった「人に商品やサービス」を営業すること!

最近のお悩み相談で多いのが、「私は営業が苦手なのですが、それでも起業はできるのですか?」というご質問です。今回は、このご質問の解説をしていきたいと思います。

営業が苦手な起業家の特徴は?

起業家になろうとずっと「学び」続けて、いつまでたっても旗揚げをされない起業家がいますよね。あの人、起業家って言っているけれど、一体全体、何をやっている人なんだろう?という人、周りにいませんか?

確かに「学び」は大切ですが、起業をするということは事業を成り立たせなくてはいけませんから、収益と支出のバランスを保たなくては起業の事業が傾いてしまいますね。

いわゆる事業としての収益をどう上げるのか?などを考えなくて、ただ「学び」続けているだけの人は、起業家というより、むしろ趣味の分野に入ってしまうかもしれません。

ということは、受注を取って収益を上げていくことが、起業を軌道に乗せて安定させていく近道ですよね。それに気づいて、収益を上げるために、営業努力をされている起業家は、前に進んでいるわけですね。しかし、営業がどうも苦手という起業家の方もいらっしゃいますので、その特徴をお伝えします。

◆【営業が苦手な起業家の3つの特徴】


①お客様不在の商品やサービスを展開しているにも関わらず、画期的でとても素晴らしい商品やサービスだと自画自賛している起業家

②資格をたくさん取得すればお客様が目の前に現れると思っている起業家

③売上を上げるための知識や学びなんて必要ないと我流スタイルで対応している起業家


①お客様不在の商品やサービスを提供している起業家

要するに営業はしなくても商品やサービスさえ良ければ、苦手な営業をしなくても自然に売れていくと勘違いをしている起業家です。

しかもその商品やサービスが、ご自身ができる事、やりたい事で作って提供をしているパターンです。

お客様が望む商品や、サービスを提供することは大事なことですが、ただ「いい商品」だから自然に売れると思われても広げる営業努力をしなければ商品は日の目を当たることは稀と言えます。

また、その商品がこれぞ渾身の出来と自我自賛をしてしまい、お客様への事前のインタビューやヒヤリングに基づかない商品やサービス・・・つまりお客様不在の独りよがりの商品を作った場合はいくら営業が良かったとしても、お客様が購入されることは難しいと言えます。

なぜならば、お客様が悩んでいたり、困っているというような課題に向けた解決策である商品やサービス、或は将来こんな風になりたいというような願望に向けた商品やサービスでなければ、的外れとなってしまい営業が良かったとしても売ることはできません。

「ノーニーズ・ノーセールス」という言葉があるくらいです。

②資格さえあれば起業がうまくいくと思っている人

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起業をする為に、とにかく知識や学びが必要だと、どんどん資格を取得し続けていく人がいます。

確かに学びは大切ですが、必要以上の資格取得に走る人もいます。

いつの間にかその業界の職人になるかの如く、深堀りの更に深堀り、とうとう自己満足の世界に走り当初、何をしたかったのかが、見えなくなってしまう人さえいます。

要するにどこを見ているのかといえば、お客様を見ているのではなく自分の自信をつけるための材料でしかない場合もあります。

資格を取ると安心材料にはなりますし、職業によっては資格がないとできない職業だってあります。

しかし、最高の資格を取得したとしても、その資格があるからお客様はあなたを選んでくれるとは限りません。営業が苦手だから、資格を取得さえしておけば、自然に売れるというのは、一昔前の出来事になります。

③売上を上げるために我流スタイルで満足をしている起業家

計画性がなく、売上が上がっていないとSNSや多少の知り合いであっても、いきなり営業をしてしまう起業家がいますが、お客様は引いてしまいますよね。

全て自己中心の考え方で、商品やサービスを売りたいという気持ちが勝ってしまわれる場合です。

例えばSNSなどで多いのが、友達申請をしてOKが出ると、直ぐにDMなどで挨拶と共に、一歩目から商品の宣伝が始まる人がいます。

あなただったらどんな気持ちになるでしょうか?

多分、売り込みの強い人だな!ちょっと勘弁して欲しいな!と思われるのではないでしょうか?

人は自分自身で買うのは好きであっても、売り込まれるのは嫌いなのです。

この差がわからず、自分のペースで走ってしまう、我流のやり方を取り入れている起業家は、営業がうまくできない状態です。

営業はハーモニー(調和)です!!

営業には順番があります。

オーケストラでは調和が保たれていますよね。そんな時に、和音が崩れる違和音があったりすると演奏をしている方も、観客も気持ちの良いものではありませんね。

営業も同様にハーモニー(調和)が大切なのです。

お料理にレシピがあるように、営業にも最初に〇〇をやり、次は〇〇、そして最後は〇〇という流れがあります。

例えばSNSで友達申請をされて、お友達になったらいきなりDMで売り込みが始まると、このハーモニーが崩れてしまうわけなのです。不快な気持ちになってしまいますね。

買い手よりも売り手が多くなっている現代で、何もお客様はあなたから買う必要はないわけです。

最初は信頼関係の構築から始まります。

似たような商品やサービスがある中で、お客様は何の商品を買うか?ということよりも、誰から買うのか?に変化してきております。

そこをまず理解することが大切です。

営業が苦手でも起業できるのか?

本日の本題!!

営業が苦手でも起業できるのか?ということですが、大丈夫です。

正しいやり方を学び、正しく実行する事、これにつきます!!

起業1年目によくやることが、起業の手順が分らず、とにかく「学び」続けることです。

学んでばかりいて、実践がない人があまりにも多いのです。

ただ学んでいるだけでは、ご自身のものにはなりません。実践をして、失敗をしてトライ アンド エラーを繰り返すうちに、ポイントやコツがわかってきます。

正しいやり方を学んで、行動をすることが最重要です。

営業が苦手な人がよく口にすることが、「人付き合いが下手なんで」とか、「口下手なんで」とか言われる方が多いのですが、正しいやり方で、実践をされていくこと、訓練をすることで何とかなります。

要するに「学び」と「行動」の同時進行がいいのです。そうすることで、行動が段々と加速していきます。

起業をするということは経営をしていくことです。収益をあげていく、つまり売上を作らないことには経営が傾いてしまいます。

資格などをどんどん取得して、職人のように深堀りをしていくことより、稼ぐ力をつけることが大切です。とても素晴らしい資格があっても、それだけでは稼ぐことができません。

売上を作っていくスキルがあれば、経営が安定します。

その為には、売上を作るための営業やマーケティングスキルの原理原則を学んで、現在の起業の商品やサービスを効率的に売上に変え、起業を安定させていくことをおススメします。


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『説得』で売るな、『納得』で売れ。


『単発』で売るな、『継続』で売れ。


『戦術』で売るな、『戦略』で売れ。


まとめ

🌸営業が苦手な起業家の特徴は?

①お客様不在の商品やサービスを提供している起業家

②資格さえあれば起業がうまくいくと思っている人

③売上を上げるために我流スタイルで満足をしている起業家

🌸営業には順番があり、ハーモニー(調和)が必要

🌸営業が苦手でも起業できるのか?・・・正しいやり方を学び、正しく実行する事、これにつきる。とても素晴らしい資格があっても、それだけでは稼ぐことができません。売上を作っていくスキルがあれば、経営が安定します。

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
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