「新年の抱負」の立て方で目標が加速する3つのポイント

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「新年の抱負」の立て方で目標が加速する3つのポイント

2019年、令和元年もいよいよ幕を閉じようとしています。2020年の新たな幕開けです。

こんな時に決まってやっていることが「新年の抱負」や「今年の目標」ですね。

毎年新年の抱負や目標を立てているけれど、ほとんど3日坊主か、よく頑張っても1ケ月くらいしか続かないということです。

新年の抱負は90%が達成できないという統計も出ているくらいですが、なぜ懲りもせず、新年に抱負や目標を立てるのに、達成できないのでしょうか?

新年に向けて、今年こそは◯◯やるぞ!と、気合十分なのですが・・・

実は、この夢と結びついた大きな目標が、3日坊主になっている原因にもなっています。

今回は2020年のあなたの抱負や目標が3日坊主で終わることなく、実現する3つのポイントをわかりやすく解説します。

それではいってみましょう!!

新年の抱負や目標が3日坊主になってしまう原因とは・・・

新年の抱負や目標が3日坊主になってしまう原因を結論からお伝えします。

◆3日坊主になる原因

①具体的な目標(数値化)になっていない

②進捗確認をしていない

③うまくいかなかったときの抜け道を作っていない

新年の抱負や目標が必ず達成できる秘策とは

新年の抱負や目標が3日坊主になってしまう原因がわかったところで、原因の深堀りと対応策について解説をして参ります。

①具体的な目標(数値化)を作る

新年ということで夢と希望を持って今年の目標を作るぞ!と気合は十分で目標を立てることが多いと思います。

しかし、この気合十分の夢と結びついた大きな漠然とした目標ですと、1ケ月以内に4割の人が脱落します。

★例えば・・・

今年は絶対にダイエットを成功させてスマートになるぞ!と気合十分な目標は、ご自身の夢と結びついており、具体的な行動の目標に落とし込んでいません。

「今年もがんばります!!」ということで、チーンと終了をしてしまい、年末にそんな目標を立てたっけ?ということになってしまいます。

そしてまた次の年も同じことの繰り返しをやっていることでしょう!

★ではどうしたら?

・目標は小さく小さく噛み砕く

・具体的な行動目標に落とし込み、スケジュール表に書く

目標が大きく曖昧すぎると、「絵に描いた餅」状態で飾っておくだけで、行動に落とし込みができません。

行動をしなければ、何も進展せず終了の道をたどります。

いつまでに、何をやるのか?をまず決めましょう。

このときのポイントが、数値化をしていくことです。つまり目標可能な数字を目標に使うことです。

次に具体的にいつまでにどういう行動をしていくのかの部分、つまり行動計画をスケジュール表に記入をしていきます。

目標が明確で具体的でないと行動ができなくて目標が達成できないものです。

②進捗確認をする

目標を立てたら、定期的に進捗管理もしていくということが目標達成のコツです。

人が目標を達成するには、モチベーションが必要になります。

人の行動を動かすものは、このモチベーションが必要なのでモチベーションを下げない工夫が大事になります。

しかし、自分が目標に対してどの位置にいるんだろう? 前進しているのだろうか?と、自分が前に進んでいること、成長していることがわからないと、人はモチベーションがあがりません。

この前進していることを自分自身でわかって、更にモチベーションを上げて行動に移していくことが、進捗を確認するという作業です。

自分の目で見るのです。「見える化」をしていくことが、目標をクリアするために必要なコツです。

★例えば・・・

今年は絶対にダイエットを成功させてスマートになるぞ!という目標があったとします。

この大きな目標を更に細分化して具体的な数字として、1月31日までに2kg落とす、そのためにやることは夕食の炭水化物を減らす、ご飯茶碗1/3にする・・・など、小さな目標にして実行することを明確にしていきます。

★ではどうしたら?

・1週間に1度、チェック日を設ける

・チェック後に次の1週間に向けてのアクションプランを作る

1週間のチェック日を作ります。例えば毎週日曜日をチェック日とします。

1週間単位ならば、わかりやすいと思います。

例えば、水曜日に懇親会が入って食べすぎてしまった、ならば次の2日間は夕食の炭水化物をなしにしたなどです。

その後、次の1週間に向けての具体的な目標を作っていきましょう。

③うまくいかなかったときの抜け道を作る

計画を立てても、目標倒れになってしまう原因の一つに途中で諦めてしまうことがあります。

うまくいかないと「ダメだ~」「もう辛いから忘れよう」「見ないでおこう」という

思考になっていきます。

それが段々と加速してしまうと、次に起こることが「諦め」になります。

そしてついには行動をしなくなり、挫折してしまいます。

★例えば・・・

ダイエットを始めたのに、毎日忙しくなりストレスが多くなり、ついつい食べすぎてしまった、そこに追い打ちをかけるように、懇親会続き、体重が減るどころか、逆に太ってしまった・・・

こんな時、「もうダメだ~」と諦めてしまうのではなく、目をつぶりゴールに立っているニコニコした自分自身を想像してください。

そしてゴールの自分は何と言っているでしょうか?

「大丈夫、大丈夫、まだ◯◯の方法があるよ」

そうです。この◯◯の方法をやってみましょう!

★ではどうしたら?

なぜ、諦めてしまうのか?といえば・・・

・目標という約束を自分にしたのに、守れない自分がいて自己嫌悪に陥る

・目標をカチカチに固めすぎて実現不可能の時に、抜け道がない

つまり目標を実行する時には柔軟性が大切です。

進捗管理をしているときに、うまくいかなかい事やアクシデントがどうしても発生します。

そんな時には、少し冷静になります。俯瞰して自分自身を見る作業が必要になります。

ゴールに立っているニコニコした自分を想像して、ゴールの自分が今現在の自分に話しかけているイメージです。

こんな時にはどうしたらいいのか?と、自分自身で対話をします。

こんな方法があるんじゃない、あんな方法もあるんじゃない、と未来のゴールの自分が現在のあなたに囁いています。

そして、「絶対にできる」「諦めないでゴールを見てね」と!!

今の自分を丸ごと許してあげることです。

頑張っているぞ!と自分で自分にラブレターを書いているつもりで、励ましてあげましょう。

如何だったでしょうか?

明日からお正月というこの時期はワクワクしますね。でもこのワクワクのままで、お正月に突入すると、そのまま流されて終わってしまいます。

そこで今年は、年内に軽く、大枠の計画を立てて見ましょう。

するとお正月に入ってもスタートダッシュを早くできてスムーズに進みます。

つまり下準備をしておくことが次のスタートを成功させるコツでもあります。

そして新年になって、具体的な抱負や目標を落とし込んでいきましょう!

あなたの2020年の抱負や目標が達成できて、笑顔のゴールのあなたに会えますように・・・

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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