名刺交換をチャンスに変える方法ってあるんですか?

目次

名刺交換は得意でしょうか?

あなたは、初対面の人との「名刺交換」って得意でしょうか?


いやぁ~~!!

とても苦手なんだよね。

という人が結構いらっしゃるのではないでしょうか?


会社の上司には言えないんだけど何を話したらいいのか分からないし、まして言うことを探してしまうんですよね。
なので、とりとめのない、どうでもいいことを、つい間が空かない様に、話し続けるんだよね。


とか、


起業したから、交流会などでやっぱり初対面の人と仲良くならないとと思い、必死で「名刺交換」をやるんだけどさぁ~~

正直苦手で、背中から汗が~~


なんて、「名刺交換」が苦手の人が結構多いんですよね。

名刺交換てどうすればいいのか、不安に思っている人は実は多くいるのです。
ですから、名刺交換や交流会の場は苦手なんだよね、というあなたは安心してくださいね。

今回は名刺交換から次の展開への流れについてお伝えをします。

名刺交換て挨拶じゃないの?


名刺交換て、ただただ次々と初対面の人に、簡単に挨拶をしてお渡しをすればいいんじゃないの?という方もいるかもしれません。

しかし、それでは相手の方に印象が全然残りませんから、ビジネスの次の展開にも繋がりません。正直時間が勿体無いかもしれません。

ビジネスをされている方は、やはりご縁を持ちたいと考えているのではないでしょうか?

名刺交換のコツと流れとは?

では名刺交換のコツと流れはどのようにしたら良いのでしょうか?

名刺交換のコツ

STEP1)相手のお客さまを主役にする

新入社員の時にマナー研修で名刺のお渡し方や、受け取り方は学んだと思います。

マナーを分かったうえで、交換後に会社の概要や、会社の内容を延々とお話をされる方が、本当に多いのです。

しかし、これは「NO!!」なんです。

何故でしょうか???

相手はあなたの会社に興味はないのです。

お客さまが関心があるのは、お客さまご自身の事なんです。

ですから、相手のお客さまを主役にするようなお話の進め方をされるのが、印象に残ります。

STEP2)最初の3秒でキメる!

最初の3秒で自分のことを心をぐっとつかむようなキャッチコピーで、お伝えをして印象付けます。

人の第一印象って、実は最初の3秒で判断をされてしまうのです。

ですから、この3秒を大切にしてください。

事前にご自身のビジネスを簡単に伝えれるトークを作っておき、何回か練習をしてスルスルと言葉が出るようにしておきたいものです。

交流会の場をよく見ているとこんな人がいるものです。
「こういう場所は初めてでして不慣れなものですから~~」


或は、


「話下手で、口下手なものですから~~」


などとご本人は謙虚にお話をしているつもりでも、相手から見たら、心の中では


「じゃあ、なんで来たんだよ!」
と思い、この人の話はつまらなそう、ご縁がなさそうだと最初の3秒で判断をされてしまいます。
その後は、聞く耳を持ってくれません。

とても損なことを、ご自身でなさっていますね。

ですから、この最初の3秒を堂々と自分自身を伝えるキャッチな言葉でお伝えをしてください。

名刺交換の流れはどうしたらいいのでしょうか?

名刺交換のコツが分かったら、次に必要なのは、名刺交換の流れということになります。
具体的にはどのように・・・ということですよね!


最初の3秒で自分のことを心をぐっとつかむようなキャッチコピーで、お伝えをして印象付けましたね。

そして、簡単なご自身の紹介をします。
その時に長いのはダメです。

言い切り系が良いわけです。

その後は、相手のお客様ご自身の事をお聞きすることに徹します。

つまりはお客さまを主役にしていきます。


お客さまのお話を聞く番です。

例えば、

「どうしてそのお仕事をなさりたかったのですか?」


というお仕事の出発点や苦労話、悩み・・・

その他に、夢をお聞きするようにすると次の展開が早くなります。

この流れは相手のお客さまにかなり印象に残ると思いますので、是非お試しをしてみてください。

突然の「会いませんか?」攻撃はびっくりされる!

先日こんなことがありました。

交流会でたまたまお会いした方から、何週間か経過をしてから、突然メールをいただきました。

「お会いしませんか?」

交流会のときの印象は、少し暗い印象、目線も定まらないというのか?

私が話しかけても上の空の人でした。

ですから、あまりお話もした印象すら残っていない相手からなぜ?という気持ちでした。

時間経過もあり、顔も忘れてしまい、心の中ではどうしてこの人と会わなきゃいけないのだろうか?

お会いする目的がわからない、と思ってしまいました。

警戒心の方が強い相手に勿論お会いすることはありませんでした。

名刺交換をチャンスに変えるには?

名刺交換からビジネスチャンスに変えるのって本当に難しいと誰もが思っていると思います。

たった1回の名刺交換から仕事の受注につながることは、余程の有名人でない限り、残念ながら少ないですね。

なぜならば、相手があなたがどんな人なのか?、わかっていない・・・

要するに関係性で言えば、信頼関係が芽生えていないのに、警戒心の方が強い関係性なのです。

では、そこを崩すのはどうしたらいいのでしょうか?

まず、何回かお会いすることです。

それは信頼関係を作る作業をしていくという意味になります。

では、何回かお会いするのはどうしたらいいのでしょうか?

営業の鉄則なのですが、時間を空けた後に、アポイントを改めて取得をするということは、相当ハードルが高くなります。

そこで、その場で次にお会いするアポイントを取得してしまうのが、時間的にも一番早いです。

例えば、「お話をもっと聞かせていただきたいですが、ご迷惑でなければ次週の~~」というようにお話をつなげていく方法がビジネスチャンスを生みます。

そして2回目お会いしたら、3回目と信頼関係を作っていく方法から行動開始されるのをオススメします。

信頼関係がないところでは、相手の心を開いてはいただけませんから、ご自身の売り込みをしては勿論NGです。

営業にも流れがありますから、初期の段階では、お客さまの心理をわかって繋げていくことが大切なのです。

まとめ

・名刺交換は不安で苦手な人が多い

・名刺交換のコツは

 1)相手のお客さまを主役にする

 2)最初の3秒でキメる

・ビジネスに繋げる名刺交換の流れを知る

・突然の「会いませんか?」攻撃は、逆効果

・名刺交換をチャンスに変えるのは、会うこと

・名刺交換時に2回目のアポイントを取得していく

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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