ビジネスに活かす「働きアリの法則」!

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ビジネスに活かす「働きアリの法則」!!

あなたは「働きアリの法則」或いは「80:20の法則」って聞いたことはありますか?

起業家や経営者になった時に、どうして?と悩むことが多いと思います。

世の中には多くの物事の傾向やパターンを知識として蓄えておくことで、ビジネスを合理的に

進めたり、目の前の課題や問題にも迅速に立ち向かえます

今回は「働きアリの法則」について解説をしていきます。

「働きアリの法則」・・・

はじめて聞かれる方はなんのこっちゃ?

「働きアリ」のアリって、あの昆虫の蟻のこと?

と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。

これは、「パレートの法則」とも言ってイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート
発見した法則のことなんです。

経済活動において全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出して

いるという説です。


具体的にシンプルにいうと
例えば

会社で言えば、「全従業員の20%が80%の売上を作る。」

商品で言えば、「販売をしている商品の20%が80%の商品を売上を作っている。」

というように、その法則が、経済以外にも自然現象や社会現象に至るまで当てはまると言われ

広がりました。


起業家のあなたに例えれば、

あなたがセミナーなどを実施して行動に変えて自分のものにしていく人

100人いたら、2割りの20人くらいになるわけです。

あなたも心当たりはないでしょうか?

あなたが、まだビジネスを学んだ当初の時を思い出してみてください。

そう言えば、一緒に学んだ○○塾でも、実際に行動に変えて動いていた人は、数人しかいなかった!などがあると思います。

また、パレートの法則を表現するのに引用されるのが、働きアリの話です。

どんな内容かと言いますと・・・
20の働き者のアリ、60の平凡なアリ、20の怠け者のアリがいます。


そして、20の働き者のアリばかりを集めて、エリート働きアリ集団を作ろうとした。

しかし結果は、やはり、20:60:20に分かれた。

では、20の怠け者ばかり集めてみたところ、どんな結果になったのか?

と言えば、怠け者なりに、これではいけないと考えるアリが出てきて、やはり、20:60:20の構成比
になった、というものです。

起業創業時に感じた「働きアリの法則」

人生100年時代という現代は、非常に人生が長くなりました。

昔ならば、会社員に何十年と勤務をして、めでたく定年を迎えたら、あとは余生ということで好きなことでもしてノンビリという時代でした。

ところが、現代は定年退職後の余生も、会社員時代と同じくらいの年数があるわけです。

要するにもうひと人生があると言っても過言ではありません。

そこで、私は起業当初「セカンドライフ・イノベーション協会」という会社を設立しました。

どうしてこの会社を創りたかったのか?といえば、セカンドライフをイキイキと活躍して、

年金だけに頼るのではなくて、ある程度の収入も自分で稼いで生き甲斐を持ちながら社会と

接触しながら生きて欲しいと思ったからなんです。

きっとそんな活躍したい人が沢山いるだろうな?と当初は考えておりました。

設立する時に、市場に問うてみました。

半年かけてアンケートを繰り返しました。


対象者は世代も性別も都度ランダムにしてみました。

アンケートの「質問」

①あなたは定年後に起業をしたいと思いますか?

②またその起業がリスクが全然ない、絶対成功すると言われていたとしたらどうですか?

という質問です。

毎回、500人~1000人が対象です。

約20%弱の人(10%台の時もあり)が、起業をしたいという結果でした。

勿論、起業をしてみたい、まだ曖昧だけれども人に使われるのではなくて自分でできる範囲の

身の丈起業、何が出来るのか未定だが現役時代の経験を活かして起業してみたい、

年齢的に在庫なしのリスク無しの起業・・・

というようなはっきりとはしないけれど願望に近い人も起業をしたいという結果に含めました。

私は質問には、リスクが全然なくて、絶対に成功するという保証があったとする起業だから、生き甲斐を持つためにも起業をした方がいいのでは?と思いました。

約20%弱にしかない「起業をしたい」という、このアンケート結果は変だ、もう一度とあと4回
繰り返しました。


対象者は毎回違います。


トータルで5000人のランダムな人にアンケートを実施しました。

結果はすべて同じで、約20%弱の人が「起業をしたい」でした。


残りの約80%の人は、リスクがなく成功すると分かっていても絶対に「起業はしたくない」

という人たちでした。

私は驚きましたが、「働きアリの法則」があるのだなとも思いました。


商売をする人などは、この法則を利用して、広く浅くではなく、狭く深く、20%の人たちを対象とするような商売がうまくいくのではと感じました。

起業家が活用したい「働きアリの法則」

「働きアリの法則」を起業家がどう活用していくのか?

ということですが、一つ一つ活用できそうなものを見ていきましょう!!

よくある事例から

この「働きアリの法則」は普段はあまり気づいていませんが、

いろんなところで応用されています。

少し慣れるためにも、見ていきましょう!!

・トップ20%の優秀営業マンが、会社の80%の売上を作っている

・20%のお客さまが、お店の80%の売上を支えている

・20%のよく売れる商品が、80%の売上に貢献している

・ホームページやサイトで20%のページが、80%のアクセスを集めている

・トップ20%の人が、すべての富の80%を所有している

こんな話を聞かれたことがあると思います。

ではこの法則をあなたの仕事に活用していくにはどうしたらいいでしょうか?

仕事の行動習慣に活用してみる!

「働きアリの法則」は人間の行動習性と似ているので、毎日の仕事の習慣にも活用できます。

例えば、あなたの仕事をすべて同じように同じ力で対応しようとしたら、時間がいくらあっても

足りませんね。

時間は無限ではなく有限で、一日24時間と決められています。

その時に起業家として経営を安定させていくためには、全体の仕事の中でも、売上に直結していく仕事の20%に重点的に力をいれていくといいですね。

80%の時間ばかりかかり、売上に直結しない仕事を優先順位の高い方に位置づけて仕事をしていれば自ずと売上は上がりませんので、時間の使い方にも工夫が必要です。

課題や問題が起きた時に活用してみる!

ビジネスをしていれば、前に進む時に必ずといっていいほど課題や問題が目の前に立ちふさがる時があります。

何も課題や問題がなくスムーズにトントン拍子で成功をしたという起業家はいないのではないでしょうか?

そんな課題や問題が起きた時にも、「働きアリの法則」は活用できます。

すべての課題や問題を解決しようとしますが、落ち着いて分析をして、その中の20%が

課題や問題の重要案件になります。

端から順番に解決をしていくというやり方ではなくて、20%の最重要案件を解決していくことで全体の80%が解決します

売上げアップに活用してみる!

あなたが例えばお店を経営しているとします。

上記のよくある事例から引用しますと・・・

・20%のお客さまが、お店の80%の売上を支えている

・20%のよく売れる商品が、80%の売上に貢献している

ということでしたね。

お店の80%の売上は、20%のお客さまに支えられているということは、上得意さまですね。

このお客さまへのアフターフォローやサービスは徹底されているでしょうか?

商売をやっていると、周りが見えなくなって新規のお客さまの獲得に目がいきがちです。

しかし、既存のお客様のフォローをすることで、早期にリピート顧客になってくれて、

売上げアップの速度も速くなります。

しかも、新規を獲得する時のコストの1/5と言われています。

新規獲得に5倍のコストを使い、売上をアップしていくのも大切ですが、同時に考えておきたい

のが、

既存の上位20%のお客さまを忘れがちですが大切にしていくことが、実は売上げアップには効率が良い方法です。

ダイレクトレスポンスマーケティングのダン・ケネディーがこんなお話をしています

「ほとんどの会社は売るための  新規顧客をしようとするが、

我々は顧客を獲得し、維持するために売る」

このダン・ケネディーのお話からの考えられるのは、お客さまの熱狂的なファンを増やすようにしてリピートをしていただくような商売の仕方をしなさいということではないかと思います!

「働きアリの法則」の注意点は?

「働きアリの法則」の例外もありますので、ここで注意点をお伝えしたいと思います。

それは、パーセンテージが80対20に分けられるということではないということです。

上位の20%だけに注力をして、残りの80%を切り捨ててしまうという考え方ではない

ということです。

組織の状況や環境に応じて変化をしており、残りの80%を切り捨てることでの弊害もあります。

20%と80%は微妙に関係をしているのです。

20%が最高のパフォーマンスを出して成果を最大化するためには、残りの80%も必要である

ということがありますので、ここを間違えて捉えないことも大切なことです。

まとめ

・ビジネスに活かす「働きアリの法則」は、ビジネスを合理的に進めたり、目の前の課題や

 問題にも迅速に立ち向かうことができる。

・「働きアリの法則」とは、「パレートの法則」とも言って経済活動において全体の数値の

 大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。

・起業家が活用したい「働きアリの法則」はいろいろなビジネスの場面で活用可能。

・「働きアリの法則」の考え方の注意点もあるので、間違えて捉えない

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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