えっ! 45歳って定年を考える時代なの?

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えっ! 45歳って定年を考える時代なの?

先行き不透明な時代、何があるのかわからない時代になりました。

まさか45歳で定年を考える時代になるとは、一昔前の人たちや、ましてや大企業に入社した人たちは考えたでしょうか?

それくらい最近の世間を騒がしている、「45歳定年や早期退職のニュース」は私には衝撃でした!

何年か前であれば、「大企業イコール安泰」、「大企業イコール安定」という時代でした。

それが今は、大企業の安定神話はガタガタと音を立てて崩れつつあります。

一流大学を出て、やっとの思いで有名大企業に就職をした人たちは、親孝行をしたと家族も喜び

一生安泰とご本人も考えていたのではないでしょうか?

ですから、現在の世間の状況は信じられないと思われている人も多いと思います。

しかし、現実です!!もしもあなたが、45歳以上になりリストラ勧告をされたらどうされますか?

年齢的にも再就職は厳しい部分もあり、もう会社員は嫌だなということで、選択肢の一つに安易に起業家になるという道を選ぶ人たちも増えてきました。

そこで今回は安易に起業家になった人たちがたどる道や、会社員時代の経験は起業に役に立つのか?などをお伝えしたいと思います。

45歳定年とは・・・

ところでこの45歳定年とは何か?といいますと、

東京商工リサーチによりますと、2019年の上半期(1月~6月)で希望早期退職を募ったり、人員削減を実施した上場企業の会社は、17社! 希望早期退職などの募集・応募人員は8178人とリサーチ結果をまとめました。

注力すべき点は、前年が1年間で12社、4126人でしたので、今回は上半期だけですから、半年間という期間にも関わらず、2倍増しという異例の速度で増加している恐ろしい数字です。

大半は業績不振のリストラ策ですが、業績が好調な中での余裕のあるうちに、人員適正化を図っているという点が、過去のリストラ策とは種類が違います。

これは現状、失業率が低下傾向、雇用は上向きな環境下の中での出来事です。

主な会社の一例をお伝えしますと、富士通が2850人、ジャパンディスプレイ1200人、東芝1060人、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス700人、アステラス製薬700人などと発表がありました。

また、日産は2019年5月の公表では、希望早期退職を含め人員削減を4800人としていたのを、

7月25日に更に大幅積み増しで2022年までに世界で1万2500人の人員削減を発表しました。

傾向としては年齢条件付き募集で、その年令が45歳からとする企業が多くなっている点です。

今後はさらに年齢を下げてくる傾向は増加していきそうです。

この45歳というのが一つの区切りとなり、キャリアの見直しを考える必要がありそうです。

この先、日本はどうなっていくのでしょうね?

45歳定年の裏にある原因とは?

雇用側から見たら、とても酷な話なのですが、では、逆の企業側からみた時に、なぜ45歳のまだまだ働き盛りと言えるような年齢の人たちが戦力外通告の人員整理の対象となってしまうのでしょうか?

伸びしろのない、コスパの悪い従業員を整理したい

組織の若返りを図りたいと考えている企業にとって、45歳以上のコスパ(コストパフォーマンス)の悪い人員を整理して生産性を上げたいと考えています。

例えば、45歳といえば何らかの役職がついていたり、経理や人事、総務などの間接人員は、直接売上には結びつきませんからコスパが悪いわけです。

それならば、若くて今後伸びしろのある若手従業員で、営業などの直接売上に貢献する従業員を

採用をしたほうが、会社の生産性にはいいわけです。

45歳の売上を上げてくれない従業員が、20代の売上を上げてくれる従業員の2倍の給与であれば、

経営者は間違いなく、45歳の従業員ではなく20代の従業員を二人雇うのではないでしょうか?

また30歳前後であれば、今後の伸びしろに期待ができますが、45歳までに芽が出ていない人は、

これからの伸び率は殆ど無いと経営陣は見ていきます。

AIの発達で役職者の仕事の減少

AIが発達してきて、優れたソフト開発も進み役職者のやっていた業務を正確、且つ短時間でコスト安く対応ができる部分が増加してきました。

一昔前は役職の細かい設定で、従業員のやる気を高めて士気をあげ、会社の生産性を上げたりもしましたが、現在はそんなに沢山の役職者は必要がなく、組織をフラットにしたほうが、生産性がいいという部分も増えてきました。

役職者の中で、売上を上げる営業の仕事やシステムエンジニアなどの組織異動で対応できる人員や、一つの組織だけで通用する力ではなく、スキルがあり生産性をあげれる人生き残れますが、それ以外のご自身に力がない場合は、厳しい状況に差し掛かっているといえます。

安易に起業家になる人たち

リストラされた人たちは、他の企業を探しますが、以前の会社の給与以上の人たちは2割程度と言われています。殆どが、低くなる傾向にあります。

また、年齢が高くなればなるほど、再就職先も厳しいものになります。

すると、もう会社員はやめた、ということで安易に起業家になる人たちも増えています。

会社の傘の中で守られていた人たちは、世間の免疫がないために、自分自身を過大評価してしまいがちです。情報弱者ともいえますが、簡単に楽に稼げます系のビジネスによくひかかってしまいます。

会社員と起業家では、正反対の思考が必要だったりもします。

例えば会社員は失敗をしないように、道で例えるならば道の真中を通っていました。

しかし、起業家は失敗をいくつかしないことには前に進まない部分があります。

道で例えるならば、舗装も何もされていないあぜ道を通すような感覚に似ています。

起業家は安易な仕事ではないということを心得て、楽して稼げるということはなく地道な道であるということを忘れないでください。

このブログの最終章では、どんな人が起業家として成功をするのか特徴的な資質について解説をしていますのでご参考にされてください。

会社員時代の経験は起業に役に立つのか?

私の経験上からは、起業当初は会社員としてトータル28年ほど勤務をしてきたので起業をしても役に立つことが多いだろうと、高を括って(たかをくくって)いました。

しかし、会社員時代の経験は起業に役に立つのか?と言われれば、現在会社員の人で起業を考えている人には悪いのですが、正直、あまり役に立ちません!

役に立ったことと言えば、会社員時代に新プロジェクトを任されることが多かったので、その時に失敗したことや、挫折から立ち上がった経験などは、会社員時代は随分回り道をしたな、誰も相談できなかったな、などという当時は情けないような負の部分が、今はとても役にたっています。

人生は無駄なものがないんだなと改めて思ったりもします。

確かに部分部分は役に立つこともありますが、会社員というのは組織の一員なので、すべての業務を細分化した一つのパーツを担っているわけです。

独立起業をした場合は、すべて一人でやっていくことが多いです。

本当に起業家として頑張りたいのであれば、この当たり前の気づきを早く理解して、経験に固執することなく、起業家としての0(ゼロ)ベースからの新たな学びに着手する方が速く前に進めます。

一つの私の事例として、学びに使うお金の話をお伝えしたいと思います。

会社員時代会社が無料で研修などを実施してくれて学べました。会社は最新鋭の情報を従業員に学ばせて、実践の場で利益に還元をしてペイするという考え方ですね。

それに慣れてしまっており、私が0(ゼロ)ベースの起業をした時に、学びにお金をかけることには、抵抗がありました。

でも考えてみれば、大学でも学費を払いながら学ぶので、知らないことを教えてもらうのにお金が必要なのは一緒なのだ、自分自身への自己投資だ、と考えてからは、前に進むようになりました。

その時の一つの落とし穴として、有名な先生だからといって素晴らしいのかというとそうでもないのです。相性もありますし、かつては有名でも現在では古い情報で使い物にならないなんて場合もあります。

一番いいのは、自分の起業ぺースや段階に合わせて、少しだけ先を行っている、親身になってくれる人に学ぶのが一番身につく感じがしました。

成功する起業家の資質

実は起業家で成功する人には3つの資質がありますので、ポイントを絞って解説をしていきます。

①情熱や熱量があり引き寄せられる

②情報収集後の先にあるものを考える視点がある

③孤独の中でも耐える力がある

①情熱や熱量があり引き寄せられる

「特別な人」でないと起業家になれないの?と聞かれる方がいます。

会社員から起業家とし成功をするためには

「特別な人」だったから・・・

「努力家」だったから・・・

「優秀」だったから・・・

と思われがちです。


はたしてそうでしょうか?

私もずっと会社員でしたから、起業家になる前には「特別な人」でないと難しいのだろうな?

と思っていました。

しかし、現実は少し違っていました。

成功している人とか上手くいっている人には、間違いなく共通の情熱や熱量がありました。

とても熱いという人というと、陽気で明るくてというイメージを持ちやすいですが、確かにそれもありますが、引きこもってコツコツとやっている人も、成功するために続けていくという、内に秘めている信念に近いような情熱があるわけです。

表面上だけではなく、内面に情熱や熱量のある人は、起業家としてつきものの、困難という壁にぶつかったときに、乗り越えようとする力に変えていきます。

踏まれても踏まれても起き上がる、まるでタンポポのような雑草魂がないと前に進みません。

AIの台頭により、あと10年したらなくなる職業というのがありましたが、この困難を乗り越える力はAIでも真似ができません。

あなたが傾けれる情熱は何ですか?

②情報収集後の先にあるものを考える視点がある

成功している起業家は情報収集の仕方が全く違っていました。

どういうことかというと、情報を集めたいという時に普通はインターネットで検索したり、本屋さんで本を見て収集をしたりしますね。

しかし、上手くいっている人その先にあるものを収集します。

どういうことか? 余計にわからなくなりますよね(笑)

つまり、本で探したりインターネットで検索をする、ここまでは一緒です。

その先が違うわけです。

何をやっているのか?といいますと、実際に最初は小さく実行をしてみて上手くいったこと・・・

さらに最初は上手くいかなかったけれど、検証やチェックをして、上手くいかなかった部分を改良と改善を加えてアップデートしていくということです。

成功しない起業家は、上手くいかないと一々、感情が入り凹んでしまい、感情の立て直しが必要なために、次までの着手に時間がかかります。

そして下手をするともう止めたと検証やチェックをしないまま終了してしまう事が多く、楽して稼げる系の新しい情報に惑わされてしまいます。

そしてこの繰り返しをしているので、いつまで経っても起業家としてのステージが上に上がりません。

成功する起業家は、自分でやって上手くいったこと、または実践済みの上手くいった情報収集を

して、結果の確率の高いものを取り入れると言う事をやっています。

会社員から起業家になるときに間違いやすいのは、会社員時代は、本社・支社などがあり、業務も細分化されているので、既に実証済みで成功した部分を支社にも対応させる、なんてことが出来るわけです。

会社員は、それが当たり前のことで、慣れてきていて、気づかないわけなのです。

個人で起業家になった場合は圧倒的にこの情報収集が少ないわけなのです。

「やり方が正しくても、やることが正しくなければ、結果はついてこない」

と言う事なんですね。

会社員が個人で起業家を目指すときに陥りやすい罠の一つになります。

③孤独の中でも耐える力がある

「経営者は孤独だ」と言う言葉がありますが、個人で起業をした人たちも例外ではありません。

起業家になると次々に起こる困難に、人間は弱い生き物ですから、つい他責にしてしまいがちです。しかし、成功している起業家は、とても謙虚で、すべては自分の責任と自責の覚悟を決めて前に進んでいるのが特徴的です。

そうしないと、途中で挫折をしてしまうということも知っています。

また、孤独だからと人とつるみ群れる人もいます。

確かに人の中にいれば安心感があります。群れるのと価値観の合う仲間とは又違いますが、依存心の強い人同士で群れていても、愚痴を言いあって終了となります。

同時に起業経営も終了となり、いつの間にか起業家としていなくなってしまいます。

会社員から起業をした人が間違えてしまうことは、自律、自分を律する力を起業創業期から持たないと駄目だということです。

会社員時代は会社がある程度、規律やルールを作っていて窮屈な部分もありましたが、起業家として経営をしていくということは、会社員時代のように会社が自分を律してくれないので、孤独の中でも、自分で自分を律していくことが大切になります。

孤独の中でも、集中をしてコツコツと粘り強く努力を継続できる人が成功を治めています!!

まとめ

・急速なスピードで、45歳定年の時代になってきている

・大企業安定神話は崩れてきている

・上場企業の今年度は上半期だけで前年の2倍の速度で早期退職などリストラ策実施

・業績が好調な余裕のある時期の年齢条件付きの人員整理

・安易に起業家になる人たちの末路

・成功する起業家の3つの資質

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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