アイスブレイクの意味と超簡単3つのコツ!

あなたはアイスブレイクって言葉を聞かれたことはありますか?

よく使われるのは、初回のお客様とはアイスブレイクをしっかりとやってから、本題に入るように・・・!

とか、コーチングではアイスブレイクこそが大切なんだ・・・!

と使われることが多いですね。

営業として何年も営業職についている人の中にも、商談前のアイスブレイクがとても苦手という人が多いのも事実です。

目次

アイスブレイクの意味は?

ところでアイスブレイクって、最近では日常会話にも取り入れられたりしていますが、一体全体、どんな意味なのでしょうか?


ウィキペディア(フリーの百科事典)によると・・・

「初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。

集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。


アイスブレイクは自己紹介をしたり、簡単なゲームをしたりすることが多く、いくつかのワークやゲームの活動時間全体を指すこともある。


参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っている。」


なるほど、硬い氷をこわすというところから、アイスブレイクという言葉になったわけですね。

確かに初対面のお客様に、いきなり商品説明やクロージングではありませんね。

初対面だけにお互いに居心地の悪い、硬い雰囲気がしていますよね。

緊張をほぐして、コミュニケーションを取りやすくしたいものです。


なるべく早い段階で、この硬い氷をこわしたいですね。

アイスブレイクとは意味を知れば、わかりやすい表現なのですね。

硬い氷のような心を、打ち解けるようなお話をして、自分のことをわかってもらい、段々と氷を溶かしていくような作業!

まさにこの氷を溶かしていく作業は、どのようにしていったらいいのでしょうか?

アイスブレイクの超簡単3つのコツ!


アイスブレイクの超簡単な3つのコツがありますので、ぜひご活用をしてみて下さい。

①お客様を褒める


相手と打ち解けるのが、とても速くなります。

褒められて嫌な気分になる人は少ないと思います。


お客様は認められたと自慢に思えるはずです。

人間は「承認欲」という認められたいという欲求があるのです。

この承認された、認められたと感じると、お客様の自尊心も高められ、あなたのことを「いい人」と捉えてくださるのです。

そんないい気分になったところで心を開いていただくといいのです。

お客様の周りを見て、ご興味のありそうなモノを褒めて反応を見るのもいいと思います。

その他一般的なのは、服装、着こなし、名刺のデザイン、会社のオフイスの雰囲気などが適切です。

私は以前はケーブルテレビの営業をしていました。

いろいろな営業カテゴリーを経験してきましたが、最初に営業をしたのが戸建ての営業、いわゆるダイレクト営業、別の言葉で言えば軒並み訪問をしていました。

初回訪問をして、2回目から3回目でクロージングまで持っていくのです。

日数にすれば、1週間の時間経過で、この作業を繰り返すのです。

1週間に60世帯くらいを訪問します。

すると初回訪問時の初対面のお客様に、効率よくアイスブレイクをするにはどうしたらいいのか?と考えるわけなのです。

やはり最初にお客様の興味のあるものを褒めることをすると、受け入れていただけ、次の展開が早かったように思います。

その時に、入る前に情報収集をします。

家の周りのネタになるものを探すのです。

例えば釣りの道具などがあれば、そこから話を膨らましていくわけです。


②たくさんのYESをいただく


お客様にたくさんのYESをお応えいただくと、その後の商談にもスムーズに入っていくことができます。


YESをいただける質問を投げかけるといいのです。

人間の首は縦に振る「うなづき」の姿勢を取ると、相手を受け入れようとしてくださいます。

逆に首を横にふる「NO」の姿勢を取ると、否定的なモノの味方になってしまいます。

このYESの使い方は、すべてこの答えばかりでは、話が膨らみません。

要するに5W1Hの会話をして、お客様にお話をしていただきながら、ある程度お話をした結末に

YESを持ってくるような、話し方をいくつかしていくと良いのです。

③お客様にお話をしていただくように質問をしてみる


お客様との会話の中で、特に初対面の人とお話をするときには、共通のお話もないわけで、かなり苦労をしますね。

冷や汗がびっしょり、なんてことも慣れないうちはあると思います。

そこで、ご自身で何か話をしないとと、無理をして、お客様の全然興味のない話をしてしまう人も少なくありません。

焦りは禁物です!!

その時お客様はどう感じているのか?といえば、打ち解けるどころか、うっとおしい人だなと思われてしまうものです。

どうしてか?といえば、全く興味のない話ばかりで、お客様はお話をしたいのに出番がないわけです。


そんな時には、お客様にお話をしていただくように興味がありそうな質問をしてみましょう。

興味のある話題であれば、お客様の顔がポッと明るくなる時があります。

全てはお客様のためにの精神で、興味のある楽しい話題を選んでは早く打ち解ける工夫をしてみましょうね。


初回のお客様とのアイスブレイクに是非、この超簡単アイスブレイクの3つのコツ!を取り入れてみてください。

きっと早々に打ち解けること請け合いです!

その後の商談もスムーズにいくことだと思います。

まとめ

・初対面の人にいきなり商談ではなくて、アイスブレイクをして十分に温めてからにする。

・アイスブレイクの意味は、不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という

 意味。

・アイスブレイクには、シンプルな3つのコツがある。

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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