できる起業家が実践している1秒でわかる「単純接触効果」!
あなたは、できる起業家はどのように営業活動をして商品やサービスを売っているのだろう?と疑問を持たれたことはありませんか?
できる起業家は「単純接触効果」がお客様との関係性が良くなり、信頼関係が増すことをよく知っていますので、さりげなくうまく取り入れています。
えっ!「単純接触効果」って何?と初めて聞かれる方もいらっしゃると思います♪
別名「ザイアンス効果」とも言いますが、1秒でわかるよう簡単に説明をすると、「会えば会うほど好感度が増して印象が良くなる」ということです。
営業が苦手という起業家はとても多いものです。
売り込みはしたくないという人も多いと思いますが、この「単純接触効果」なら相手の心理にうまく入り込めるので、関係性が強化できて効果的に使うことでビジネスが前に進みます。
今回はどのように取り入れていくのが効果的なのか?を解説していきます。
単純接触効果(ザイアンスの法則)とは・・・
単純接触効果とは心理学の一つになるのですが、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが発表をした論文で脚光をあび、彼の名前から別名「ザイアンスの法則」とも呼ばれています。
起業家の方で営業経験がない方は、営業をすることが大好きだ!というよりは、抵抗感がある方のほうが多いのではないでしょうか?
営業は心理作戦ともいいますので、この心理作戦をうまく取り入れて、ビジネスを効果的に進めたいですね。
では、この「単純接触効果」とはどういうことなのでしょうか?
簡単に言えば、接触数増やす→好感度が増すということですが、言葉ではわかっても何をどのようにと思われている方もいらっしゃると思います。
具体的に事例をあげてお伝えをしますね。
例えば・・・
お客様とお会いするのに次の①と②の質問で、貴方ならどちらが印象が深くなると感じますか?
時間数は両方とも同じです。
①1日1時間を24回に分けて、定期的にお会いする
②丸1日の24時間を、1回のみお会いする
さて貴方はどちらを選びましたか?
実は印象が深くなるのは、①になります。
時間数は24時間で両方とも同じなのですが、回数を24回お会いするほうが印象が深くなり
関係性が良くなります。
人間は知らない人には攻撃的になったり、素っ気ない態度になったりしますが、接触回数が多くなると警戒心も薄れて、親しみを感じ印象が良くなります。
より強く印象が残る単純接触の方法は?
「単純接触効果」で接触頻度を多くすると、関係性を強化して信頼関係を良くする効果がわかりましたが、より印象が残る単純接触の方法はどうしたらいいのでしょうか?
今回の上記の事例は訪問の場合でしたが、接触といっても現代はインターネットの普及も有り、接触方法が多岐に渡っています。
例えば・・・
①実際にお会いする
②Instagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)やLINE(ライン)やYoutube(ユーチューブ)などSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの
メディアを活用する
③電話をかける
④メールマガジンを送信する
⑤テレビコマーシャルを活用する
⑥ラジオのコマーシャルを活用する
その他、いろいろな接触方法があるとは思いますが、どんな接触方法を繰り返すのが一番効果が高いと思われますか?
答えは~~
テキスト(文字のみで構成されるデータ)→音声→動画→電話→リアルで会う
この順番がより強く印象が残る方法になります。
つまり見込みが強いお客さまには、より効果が高いリアルで会う頻度を沢山にしたほうがいいわけです。
しかし、それほど強くない関係性の場合は、リアルで頻度を沢山というわけにもいきませんので、次はそんな方法をお伝えしますね。
起業家がビジネスに活かしたい「単純接触効果」のポイント
新規顧客を獲得することは、ビジネスを継続させるためには重要ポイントです。
それにはお客さまとの関係性を強化して貴方というブランドをお伝えしていくことが大切です。
また、既存顧客にも安心感を持っていただくためにも、いつも接触を持ちたいものです。
とは言っても、いつもいつも訪問を繰り返すには、体は一つですし時間的にも無理があります。
ではどうしたらいいのでしょうか?
人間はどんなにブランド力があったとしても、見ないと印象の中から消えてしまいます。
そこで、貴方を毎日思い出す工夫が大切です。
それにはSNSなどを活用することが、手軽で効果的です。
SNSは毎日投稿するのがいい、と言われるのはこの接触頻度をあげるといったことなのです。
だからといって、ファイスブックで一日に何投稿も連発して投稿をしたりするのはやり過ぎです。
メディアにより対象者も違いますので、メディアを変えて投稿をするのがポイントになります。
一時期、フェイスブックの全盛期に一日5投稿以上といって、何投稿も連発して投稿をするのが流行った時期がありましたが、現代はこれだけメディアが増えておりますので、しつこい印象になってしまいます。
時代の変化と共に、投稿のスタイルも変えていく臨機応変さが大切です。
そこで、もう一度繰り返しにはなりますが、
テキスト(文字のみで構成されるデータ)→音声→動画→電話→リアルで会う
この順番がより強く印象が残る方法でしたので、お客さまの見込み度合いやお客様の種類に応じて、接触方法を変えていくことがポイントになります。
印象に残るメディアは、テキストよりは音声、例えば無料音声ブログのヒマラヤHimalayaなどですね。
(ご参考)
無料音声ブログ
ヒマラヤFM「グレースかおりの福をよぶエレガント・セールスの秘密♪」
音声アプリ、ヒマラヤHimalayaを入れて聴いてね!
また、音声よりは動画ですからYoutubeなどの方が効果が高いと言えます。
また、動画よりは実際にお電話をしてお話をする方が効果が高いわけです。
一番効果が高いのは、実際にお会いすることです。
このようにお客さまの種類に応じて接触手法を変えていくことも効果があります。
お客さまの種類に関しましては、別ブログで解説しておりますのでご覧ください。
次のブログの中ほどに、お客様の種類について書いてあります。
訪問で使いたい「セブンヒッツ理論」
訪問をしてお会いすることが一番関係性が強化されると聞いて、直ぐに実践したいと思われた人も多いと思います。
しかし、ここで疑問が出てこないでしょうか?
つまり、用事もないのにどのようにお会いすればいいのか?
何回くらいお会いしたらいいのか?
という点です。
ここで「セブンヒッツ理論」という心理作戦がありますのでご紹介をします。
このセブンヒッツ理論というのは、人は情報や広告に3回接すると認知をして、7回接すると購入に繋がる確率が高いという理論です。
初回訪問で商品やサービスを買っていただこうとする人はまずいないとは思いますが、起業家で営業経験が少ない人の場合、よくあるパターンなのです!
見事に次は二度と会っていただけませんよね。
折角の見込みのお客さまであっても接触方法やお客様への提案の仕方がまずいと潰してしまいます。
お客さまにとっても起業家の貴方にとっても、営業のスムーズな方法を知っておくことは、お互いにHAPPYな事です♪
またSNSで言えば、友達申請で友達になったら、まだ信頼関係や人柄がわかっていない段階から、いきなり売り込み開始の自己紹介などがあると、すぐにブロックされてしまったりします。
セブンヒッツ理論の7回訪問というのはかなり厳しいと思われる人も多いのではないでしょうか?逆に言えばこれをやっている人は、少ないというわけです。
初回訪問は、人は知らない人に対して、攻撃的になったり冷淡な態度をとったりしますので、次は中々訪問が厳しいと感じますね。
ここで嫌な気持ちになったから、もう訪問をするのは止めよう!とするのか?
いやいや、継続をしていこうとするのか?
この選択の違いで、その後の結果は撃沈するのか、成果になるのかに分かれます。
要するに会うためのネタが必要になります。
すると自然に考えます。
この創意工夫の努力が、いずれ成果の花を咲かせることにもなります。
ネタは、例えばお客さまへの必要と思われる情報提供や、そのお客さまの市場のトレンドの情報や、競合他社の状況、コミュニケーションのネタや雑談など、あの手、この手の努力が大切にもなります
「単純接触効果」の注意点
単純接触効果とセブンヒッツ理論を実践する時には注意点もあります。
独りよがりではいけないということです。
どういうことか?と言えば・・・
接触を増やすことに対して好感を持ってくださるばかりとは言えません!!
例えば、あまりにも宣伝色や売り込みが濃すぎたり、逆の事務的過ぎたり、印象が悪い場合は何回もの接触が「しつこい」印象に変わるときがあります。
これは訪問ばかりではなく、SNSなどのメディアの露出でも同様です。
この悪い印象であるにも関わらず、接触回数を高めると出入り禁止になったり、SNSならばブロックされたり、メールマガジンならば配信停止にされたりしますので、さじ加減が必要です。
人は「何を買う」というより、これだけ情報氾濫時代の似た商品やサービスが並んでいる時代には、「誰から買うのか」を重視している時代でもあります。
ということは、貴方自身の信頼出来る人柄をわかっていただき、貴方のファンを沢山作ることが重要といえます!
まとめ
・できる起業家は「単純接触効果」が、お客様との関係性が良くなり、信頼関係が増すことを
よく知っているので、さりげなくうまく取り入れている
・「単純接触効果」とは、「会えば会うほど好感度が増して印象が良くなるということ
・接触数増やす→好感度が増すことになるが、効果が高い接触方法の順番は、
テキスト(文字のみで構成されるデータ)→音声→動画→電話→リアルで会う
・顧客の種類や見込みの強さに応じて、接触方法を変えていく
・どんなにブランド力があっても、見ないと印象の中から消える
・貴方を毎日思い出す工夫が大切→SNSの活用で時間を節約
・訪問をする場合、「セブンヒッツ理論」を利用することで購入に繋がる可能性が高い
・注意点は好感を持ってくださる場合ばかりとは限らない為、さじ加減が必要