起業家脳とサラリーマン脳の違い?

目次

「働き方改革」の意味するもの!

人生が長くなり、起業家になる人も多くなってきました。

今までのように会社員で定年退職したら、あとは余生をゆっくりと生きてけばいいという
 ような、「余生」がとんでもないほどに長くなってしまいました。

この「余生」が会社員時代に匹敵するほどの年数なのです。

日本は世界一の長寿国です。これは喜んでいいのか?悲しんだほうがいいのか?

その長さに悩んでいる人も実は多いのです。

何をしたらいいのだ?

何を生きがいにしたらいいのだ?

お金は死ぬまで持つのだろうか?

若年層の人たちも、会社員でいつ何時、どうなるのかわからない時代、年金も自分たちが定年時代には出るのかどうかもわからない。

そうなれば、会社員だけではなく、違う生き方も検討しておく必要がある。

というように定年間近の会社員も、若年層も悩める時代となりました。

 「働き方改革」も 長時間労働是正だけでなく、 ワークライフバランスの推進や「副業」も推進ということにも なります。


裏を返せば、終身雇用制度の終了ということです。

この政府の働き方改革について私達は何を考えなければいけないでしょうか?

「副業解禁」で考える事

現在の企業は「副業禁止」のところも 、まだまだ多いのですが、 逆に解禁になっている大企業も増えてきています。

考え方としては、解禁になっている企業は、「副業をOK」にすることで、優秀な人材の流出を防ぐという意図もあります。
そうなってくると起業家になってサラリーマンとは違う人生にも挑戦をしたいと思う人も増えてきます。

 
 
一度しかない人生ですので、存分に挑戦をして、チャンスを掴んでいただきたいと思います。
 その時の注意点は、会社員時代のような仕事の進め方が起業家では通用しないと言う事です。
 
 
 
どういうことかと言えば、サラリーマン脳ではNG、ということです。
 

「サラリーマン脳」ではダメな理由


サラリーマン時代は優秀な方でも、起業した途端に苦戦を余儀なくされるパターンが意外にも多いのです。


 
会社員時代に叩き込まれた常識的な考え方や、成功体験が起業でもあてはまるというサラリーマン脳の人が多いのです。


道に例えれば、サラリーマン時代は既に決められた道の上を、上昇させてどんどんあがっていくイメージです。
 
 
そこで、1つでも道から外れると浮上が難しいことを知っているので道にそれない様に、注意深く登ります。
 
  


一方、起業家は道がない状況で、あぜ道に自ら道を創っていく業です。


 「起業家脳」の考え方は?

起業家脳に必要なことは、時代の流れを注意深く見て正解が常に変わるので、失敗をいくつもしながら、自ら道を創っていきます。


 
世の中で、常識と言われている反対側から見て、アイディアを出して道なき道を切り開くというイメージです。


  
この起業家独特の失敗しても何度も起き上がる、打たれ強さを持ち合わせておかないと、キツイ場合があります。


 
道なき道を創っていくのがとてつもなく、精神的にハードな仕事なので、乗り越えられないと会社員を経験した人はまた、会社員に戻ってしまうという人が何人もおります。


 
私も会社に了承をとってのダブルワーク派でしたが、起業家マインドと起業家脳を分かるまでは時間がかかりました。

最初は会社員時代の考え方が優先をしてしまいます。

何もかも一人でやらなければいけない環境下では、会社員時代の意識では前に進めないことに気づいてきます。

起業家マインドの作り方は?

お客さまのご相談に、

「こんな時代なので、会社員と副業に起業を選んで両輪でやっていきたいけれど、どのように考えていったらいいでしょうか?」

と質問されることがあります。

副業が解禁されていない企業も多い中、副業してもいいですよ、というのは恵まれているのかもしれませんね。

まだまだ副業は禁止という中で、私も会社への承諾を取るのは一苦労しました。

副業を承諾されたら、現在の環境下にいる会社員の皆さんを尻目に、違う動きをスタート時点から余儀なくされます。

自分の信念を貫くために、人と違った道であっても信じて前に進めれるマインドが是非、必要と言えます。

ご相談のお客さまに

「あなたは何のために、起業をしたいですか?」とお聴きすると、

「自由な時間で、キラキラと輝き、お金もたんまりとあり海外旅行も楽しめるような生活になりたい。会社員のように縛られたくない」

とお話される方も少なくありません。

ここで、不思議に思うのは、ご自身のお客さまに対する考え方がまったくないということ、あってもボンヤリとして、どういうお客様を救いたいのか?幸せにしたいのか?が全くない人さえあります。

そうなってきますと、お金の目的は自分自身がキラキラ輝くため、時間の目的は会社員のように縛られたくなくて自由な時間を使いたいと、すべて自分の消費のためになっています。

お客さまが何処かに置き去りにされてしまっています。

お客さまを幸せにするために、自己投資をして卓越性を手に入れるための自分自身への学びにお金を使うことなどは、勿体無いとさえ捉えるかもしれません。

会社員時代には、社内セミナーや研修などは、無料が多かったので学びにお金を使うことなど罪悪感さえ感じるかもしれません。

将来の起業を広げるために、広告宣伝をすることも、勿体無いと感じてしまうかもしれません。

起業家マインドは、価値を生み出すために、将来を見据えてお金や時間を使います。

ですから、会社員時代とは考え方が、180度くらい逆なのです。

会社員の枠の中で、仲間が全員会社員である場合は、この起業家マインドが植え付けられませんから、環境を変えて起業家がいる場所にいき、人脈を作ることから始めるのが早道になります。

副業がOKになり、本気でダブルワークをしたいと思う人は、環境を見直して真逆なこの起業家脳とマインドを取り入れる事から始めてくださいね。

まとめ

・「働き方改革」の意味するものは、長時間労働是正だけでなく、 ワークライフバランスの推進

 や「副業」も推進でもある。

・副業解禁になり、副業に起業をする場合は「サラリーマン脳」では難しい。

・「起業家脳」と「サラリーマン脳」は真逆である。

・起業家マインドを植え付けるのは、価値を得るためにに自己投資をしていく姿勢や起業家の

 人脈の中での環境下に身をおくことが早道である。

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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