選ばれる起業家になるための3つの視点!

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選ばれる起業家になるための3つの視点!

最近は時代の流れなのか、先行き不透明な世の中だからなのか、起業家になる人が増えました!

終身雇用の時代は終わり、大手会社員だったとしてもいつどうなるのかわからないような時代です。

そこで、会社員の他に、週末だけ起業をする「週末起業家」や、副業として会社員だけではなくもう一つの収入の柱を持ちたいという人も増えました。

また現在の会社では自分のやりたいことや自由な生き方ができないという事で、会社員を辞めて起業をしてみたいという起業準備中の人もいるかと思います。

或いは人生が長くなり、定年退職後の人生が会社員時代と同じくらいの長さなので、生きがいを持つためにも長年の経験を活かして起業をしようとする人も増えました。

その時に待ち受ける落とし穴が、いい商品やいいアイディアがあっても、中々世の中に売り出せず、時だけが刻々と過ぎてしまう起業家が沢山いるということです。

起業すること自体は手続きさえ踏めばそれほど難しくありません。

しかし、起業を安定させて継続させていくことが難しいわけです。

違う言葉で言うのなら、お客さまから選ばれなければ、ビジネスとして成り立たないと言う事なんです。

今回は起業家として選ばれるためには、3つの視点をクリアしておくことが大切ですので、解説をしていきたいと思います。

選ばれない起業家が辿り着く終着点!

会社員を辞めて起業家でいくんだと、挑戦当初はモチベーションも高く、やる気満々!!

途中で待ち受ける壁にぶつかっても、お客様からいつまでたっても選ばれず売上が上がらなかったとしても、こんなのは最初からわかっていたとモチベーションが高いときにはそれほど堪えません。

しかし、それが何ヶ月か続くとどうでしょうか?

人間ですから、正直言って堪えてしまい挫けてしまうのではないでしょうか?

確かに頑張ろうと最初はやる気満々であっても、段々と元気がなくなってきてしまいます。

これは当然のことなのです。

挑戦をして自由な自分の道を突き進むんだ・・・

と当初は気合充分であったとしても誰からも選ばれない起業家であれば、いくら自分を信じて前に進むんだ、行動をするんだといっても、焦りが先に立ち、前に進む一歩が段々と重いものになってしまうのではないでしょうか?

起業の生き残り状況

起業家の生き残りについてお話します。

驚かないでください!!

非常に厳しい結果となります。


起業をするときには

・会社員時代の満員電車から脱出して自由に生きたい。

・やりがいのある毎日を過ごしたい。

・会社員時代では得られない収入を確保したい。

などの願望を叶えてくれる起業は憧れますよね。


しかし、落とし穴もあります!

起業をしてからの生存率は次のようになります。

1年:40%

5年:15%

10年:6%

20年:0.3%

30年:0.02%


起業したばかりの1年でなんと6割が潰れてしまうという現実です。

5年もたつと85%が廃業してしまいます。

この事実を見て、大変厳しい状況と感じられると思います。


そして、何故、成功をしようと思い、がんばって起業をして立ち上げたのに廃業をしてしまったのでしょうか?

廃業に追い込まれた原因は?

廃業に追い込まれた理由の第一位は、「販売と集客不振」です。

要するに、お客様に選ばれないと言う事です。

お客様から支援されないということです。


しかも、廃業の6割がこの部分をクリアできなかったと言う事になります。

しかし、逆を考えると生き残った4割の人たちは「販売と集客」が上手くいった


言葉を変えれば、成功をした人たちはお客さまから「選ばれた」ということにもなります。

なぜ、4割の人達は選ばれたのか


「選ばれる」というのは

・自分だけのビジネスで圧倒的に選ばれる

・お客さまに瞬時に理解されて、お客様の方から、「買わせてください」と選んでくれる。

・「選ばれる」というより、「絶対的」にお客さまが選ばざるを得ないそんな商品やサービスの提供が出来ている。

ということです。

「やること」が正しくなければ「やり方」が正しくても結果はついてきません。

言葉を変えれば、「上手くいかない努力」をするのではなく「上手くいく努力の仕方」を

していくと言う事が、重要なんですね。

選ばれない起業家の終着点は?

起業家として旗揚げした時に、いくらいい商品やサービスであってもお客様から選ばれないことには起業が前に進みません。

もっと言えば、起業をするということは、経営をすることですから、お客様に選んでいただき、売上を上げ、利益を上げていくことで、初めて経営が成り立つわけです。

ボランティア事業であれば、売上を上げることを考える必要はないかもしれません。

しかし、起業して経営者としてビジネスを前にすすめるためには、このモチベーションの炎が消える前に、なるべく早くファーストキャッシュを手にいれていくビジネススタイルを構築していかないことには、自信もなくなり、起業をしている意味さえもわからなくなってきてしまいます。

お客様からなるべく早く選ばれて、売上を上げてビジネスを安定させていくことが最重要です。

選ばれない起業家は、これが出来ていないので、最終的には起業をするための、手持ち資金も底をつき、廃業をしてしまう道に辿り着いてしまいます。

選ばれる起業家になるための3つの視点

選ばれる起業家になるためには3つの視点を理解して実行をしておくことが大切です。

①選ばれるための顧客導線を作っていますか?

②選ばれる起業家としての3つの何故を準備していますか?

③お客さまの「誰から買うか?」というファン意識に答えていますか?

いい商品やサービスがあっても、中々世の中に訴求ができず、売出しができていないという起業家は山のようにいます。

起業家として独立をしたら、一刻も早くファーストキャッシュを手に入れて、経営を軌道に乗せていきたいと思うはずです。

選ばれない起業家が辿っている原因で一番多いのが、売上をあげることは二の次で、いい商品やサービスを作れば、お客様が選んでくれると勘違いをしてしまい、入口部分に四苦八苦している点です。

その時に一番先に必要なのは、なるべく早い段階で選ばれる起業家となり、売上を上げて自信を持つことです。

言葉では簡単ですが、ココの考え方を間違えてしまうといつまで経っても、経営が軌道に乗りません。

①選ばれるための顧客導線を作っていますか?

起業家の皆様が抱える悩みとして、本命商品が中々売れないということがあります。

では、本命商品を売りたいときにお客さまは直ぐに買ってくれるのでしょうか?

実は、選ばれる起業家はお客さまが本命商品にたどり着くまでの道のりを知っていて実行を怠らないのです。

どんなに良い商品やどんなにいいサービスがあったとしても先ずは、お客さまに知ってもらわないとお申し込みはできませんね。

では、知ってもらうためには何をどうすればいいのでしょうか?

知ってもらうためには本命商品までたどり着く導線、ルートがあるのです。

つまり「顧客導線」をしっかりと作っているのです。

では顧客導線はどんなものか?といいますと、

知ってもらう最初のルートは「露出」から始まります。

つまり「顧客導線」を順番に機能させることが大切なんです。

この順番です。

この流れをまずは理解してくださいね。

【契約を大きくするためには、露出部分を一番大きくすることが肝要!】

契約を大きくするためには一番上の露出を大きくしていく事が大切になります。

一番最初の露出部分の段階では、あなたのことを知らない人たちにあなたのビジネスを知っていただくことが大切です。

一番上の露出部分は、将来的には、お客さまになっていただく人、或いはお客様にならない素通りの人など、ごちゃごちゃの環境の中であなたを知っていただくことにが最初の第一歩になります。


各々商品によりこの2等辺三角形も違う大きさになります。
しかし、共通して言えることは一番上の露出部分が一番、大きいと言う事です。

例えば一番上の露出部分が小さかったら、最終の契約の部分も小さいものになってしまいます。

そこで、一番上の露出部分を大きくするためには、いろいろな露出方法を使って、いつでも、どこでも露出をしていく努力が大切です。すると最終部分の契約も大きなものになっていきます。

いろんな露出方法というのは、有料と無料のものがあります。

起業のスタートアップ時は、コストをあまりかけられませんから、無料のもので試してみるのがおススメです。

例えば、無料のSNS、Facebook(フェイスブック)・Instagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)、You tube(ユーチューブ)、音声アプリFM Himaraya(ヒマラヤ)、ブログなどになります。

そこでお客さまからの反応がいい場合や上手くあたった場合は、有料で広告宣伝をしていくのが賢いやり方です。

②選ばれる起業家としての3つの何故を準備していますか?

そして、最終場面のめでたく契約までこぎつけ、あと一歩という段階にきて、お客様が契約時に迷う3つの何故があります。

それは何か?

この答えを事前に準備をすることが、最終場面で勝てることにもなり、お客さまに選ばれることにもなり、売上が上がることにもなります。

さて、あなたはこの3つの何故に対して答えを準備していますか?


①どうして今契約をする必要があるのだろう?

②どうして、この方法なんだろう?

③どうして、この人から買う必要があるのだろう?

③お客さまの「誰から買うか?」というファン意識に答えていますか?

顧客導線の一番上の部分をとにかく広げて大きくしていくことが大切ということはご理解いただけたと思います。

露出や注目をどんどん集めていかないと選んでもらえない!!

埋もれていては、分からないから選んでもらえないわけです。

要するに目立たないと選ばれないのです。

世の中にはよく似たような商品がたくさんあります。

お客さまはよく似た商品の中から、購入をしようとする時に、最終的には誰から買おうか?という意識になります。お客さまにはファン意識があります。
選ばれる=ファン=共感と言う事にもなります。


提案力のある人は、相手を必死でファンにしようとします。

そして、提案をし続けるわけです。

しかし、悲しいかな、選ばれない場合もあるわけです。

その時の考え方が、選ばれなかったら縁がなかったとスッパリ諦めていつまでも引ずらないのです。

いつまでも選ばれなかったとクヨクヨしないことです。

一番上の露出部分の二等辺三角形が小さいと、どうしても一人のお客さまに執着してしまうことがあります。この部分の二等辺三角形は次に行くためにも、大きくする必要があります。

クヨクヨとしている時間があったら次のチャンスにいくという行動力が大切です。

あなたはどんな「しごと」をされていますか?

​​​​​​​

ここであなたの「しごと」についても考えていきたいと思います。

現在のあなたの「しごと」はどんな「しごと」になっていますか?

「しごと」の中にはいろいろな意味合いがあるのをご存知でしょうか?


仕事・・・つかえることである「しごと」

私事・・・私ごとで、自分の都合で決めている「しごと」

死事・・・死んだような「しごと」ですが、やり続ける必要があるのでしょうか?

志事・・・志を持ち、人の役立つ「しごと」


お客さまから選ばれる為には、この4種類の「しごと」の中で最後の「志事」である人が選ばれます。
あなたの志を伝えていかないといけない訳です。

ところが、日本人は中々伝えることが上手くないので、一度だけでなく、何度もご自身の志をずっと伝えていく事が必要でもあります。


そしてあなたの起業は何処が売りなのか?と言う事ですが、刻々と時代は変化をしています。

常に世の中やお客様に合わせながら変化をしながら、お客様から選ばれていく力、変化し続ける力が必要です。


器用貧乏というコトバがありますがそこそこ全部、器用にできてしまう。

これが、従業員ならOKなのですが、起業家になると、この器用貧乏ではなかなか選ばれないわけです。


そうならないために、起業家は捨てるべきものは捨てる。

自分しかできない事をやるというのが鉄則です。

まとめ

・お客さまから選ばれなければ、ビジネスとして成り立たない

・選ばれない起業家がたどり着く終着点は廃業

・選ばれる起業家になるための3つの視点

  ①選ばれるための顧客導線を作っていますか?

  ②選ばれる起業家としての3つの何故を準備していますか?

  ③お客さまの「誰から買うか?」というファン意識に答えていますか?

・あなたの「しごと」はどんな「しごと」?

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この記事を書いた人

一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会代表理事及びJSIセールス・イノベーション研究所代表。
ケーブルテレビ業界シェアNO.1のJ:COMで、全国トップセールスとなり、部長に抜擢される。 営業第一線で活躍は勿論のこと、営業育成歴20年、どん底営業マンをトップセールスへと育成してきた多数の実績から、会社内では「営業マンの再生工場」と呼ばれる。
組織のマネージメントとして強い組織づくりも対応、定年退職と共に一般社団法人JSIセカンドライフ・イノベーション協会を設立し独立。代表理事に就任。 その後、お客様のご要望より、JSIセールス・イノベーション研究所を設立して代表を兼務。 独自メソッドの「エレガントセールス®術」を開発し、質問力の力で顧客の商品・サービス成約率倍増を推進。
巷に溢れる強引なセールス術ではなく、営業が苦手な人でも、踊るようにワクワクと商品やサービスが売れる「エレガントセールス術」は特に50代以上の起業家に好評を得ている。

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